悠久バプテスマ

141文字以上の文を140文字以下の文にしたくない時に使うブログ

このところしんどい

 労働は身体に悪いから早く規制してほしい。こんなものは酒やタバコを遥かにしのぐ健康被害を受ける。寿命が縮まったりするし、精神にも悪い。死者も無数に出ている。こんな悪いことばかりのものをいつまで野放しにしているのか。早く気づいてほしい。そのあたりの観念にアクセスできず疑問を抱けないようになってしまうようなチップが、人々の脳に埋め込まれているのだろうか? 早くチップを取り除いてほしい。

 ストレス耐性が低い。ちょっとしんどいと、すぐ疲れる。そのせいで風呂で寝てしまって、防水できる袋状のカバーをつけていたスマホが浴槽に浸かり、いかに防水といえど浸かりすぎて浸水し、壊れてしまった。せっかくチクチクとディスガイアRPGをやっていたのに、ログインできない。もうiPhoneSEはフリーマーケットとか以外ではろくに売っていない。でかいやつに新しく買い替えなくてはならないのか。それも10万前後する。あんな高いものを雑に持ち歩いているなんてすごいよな。俺はけっこうミスってこなかった方だと思うが、ここ2年で2回ほど修理が必要な壊れ方を喫した。注意力が落ちているのだろうか。凡ミスで数万飛ぶとか、とてつもない弱点を抱えた生活だ。これも仕事のせいだといえる。でかくて重いスマホは、指が痛くなるので困る。独り身なので出費はケチらないとすぐ金がなくなる。収入への依存度を下げるために支出は絞らなくてはいけない。こんな労働環境の相場で収入への依存度を上げたら、仕事をやめられなくなってアンハッピーになるからね。肩が凝らないとか、夜自然に眠くなるとか、食欲があまりないとか、生得的な財産に差がありすぎる。顔や頭が悪いとかもそうだ。もっと生得的な能力が高くないと、生存していることが損に感じられる。もっと生存のオッズが合う世の中になってほしい。

「くっつけること」が人間の本質説

 たまにはちょっとした思索なんかをしよう。30もなかばになってきて、10代、20代の頃に比べると、あまりそういうのをしなくなった。歳をとってくると、本質的なことをあまり考えないものなのだろうか。イメージ的にはジジイこそが豊富な経験をもとに事物の本質を悟ってそうだが、しかし宇宙とか人間とかについて考えるのは中学生ぐらいで、中年はもっと即物的に生きているイメージもある。本質的な思索にさく時間は、年齢につれて単調増加でも単調減少でもなく、お椀型になっているのかもしれない。つまり俺は思惟の谷間にいる。まあ人によるんですけどね。あくまで自分の傾向から推測する全体の傾向の話です。

 という思索じゃなくて、本題がある。人間の目的の本質がいくつかあるとしたら、そのひとつは「くっつけること」なんじゃないかと、ふと思った。人はみな、とにかく何かをくっつけたい。ただくっつけるだけじゃなくて、より強い結びつきをもってくっつけたい。くっつかないだろうと思っていたものが、意外な結びつきでくっつくとうれしい。人間のリソースの多くが、この営みに取られているのではないか。

 生物には、存続するために獲得した指向というものがあると思う。食べるのが好きなのは、利用できるエネルギーを近くに置くという抽象的な目的が受肉したものだろう。性的なものが好きなのは、子孫を残す目的のための手段の動機づけであることは明白だ。という形式で表せることの、前項部分と後項部分の中間ぐらいの抽象度で、「くっつけること」は人間の指向としてセットされているのではないか。

 ダジャレは、一見関係ない言葉を、同じ音韻という理由でくっつける行為だ。ラップもそれが楽しい。さらに、それが何らかの強いテーマを発するぐらい良い文章であれば、もっとうれしい。そんな強いテーマのもとに集められた言葉が、音韻という理由でまで結びつくことがうれしい。メタファーもそうだ。一見関係ない事柄が、気づかないような何かを暗示して表現していることがうれしい。エヴァとかジブリの考察は楽しい。寓話や風刺も楽しい。ただの風景画のように見えた絵が、実は政争を表現したりしているとうれしい。たとえツッコミも、視聴者の前で公然と起きた出来事を、まったく想像していなかった別の事物にたとえられるとうれしい。それが一見関係なさそうで、言われてみて考えれば考えるほど結びつきが強いことが分かるとめちゃくちゃうれしい。

 「くっつける」の意味が広範になりすぎると、じゃあ細胞が栄養を吸収するのも「くっつける」だし、何でもかんでもくっつけるで説明しようと思えばできるやんけ、ってなるけど、逆に、つまり人間の営みと同値とまでいえるぐらい本質的なことなんだよ、という断言に賭けてもいいような気がしないでもない。だって、「くっつける」ことを本質に置きすぎて、余剰なことをしすぎていると思うから。人間が。それぐらい抽象的なのに強い目標を人間は設定されているように思う。上述したダジャレとか、物質的存続にはいらないもんな。飯食うとか寝るとかセックスするとかは、やらないと即座に存続できなくなる即物的な目標設定だけど、韻踏みまくったラップを聴かなくても、エヴァを観なくても、物質的には人は生きていけるはずだ。なのに、物質的に生きていくための時間や金を消費してでも、やってしまう。これは、それぐらい物質的無駄なことをやることを許容してでも、必要だった目標設定だったんじゃなかろうか。その一見無駄な営みを差し引いても、トータルでプラスになるようなしくみが、この世界、もしくは人間にはあるんじゃなかろうか。遊びは仕事の練習っていう説があるような感じで。

 まあ、実は期待値はプラスでないかもしれん。そういうマイナスの要素もあわせもって目標設定された生物だけど、他の分野の能力が優秀すぎて生き残っているだけかもしれんし。たまたま、そういう特徴があるだけかも。あるいは、くっつけることが好きな性質はあって、物質的に豊かになった時代では目立つけど、本質要素全体からしたらどうでもいいぐらいの重要度なのかもしれん。あるいは、生存がマジだった時代では、もっと無駄じゃないことに活きていたのかも。あるいは、もっと上位の抽象度をもった概念があって、その一側面を見ているだけなのかも。

 分からんし、仮に「くっつける」が重要な本質だったとして、だから何?って感じはありますけどね。実はそういうことなのかもね~っていう捉えを、強力に否定する理由は、今んとこ、特に俺の中にはない。っていう話でした。

一緒にゲーム作る人を募集

自己紹介

筆者近影(2019年新宿にて)
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主な実績


以下、筆者を「Revin」と表記します。

主旨

  • 一緒にゲーム開発する人を募集
  • ひと山当てる目的
  • Revinと2人で開発、多くても3人
    • ひと山当てる目的なので、売上の分配を増やす
    • マネジメントコストを最小化
      • これはやってみるとだいたい高いので
      • 意見が割れて停滞した時のため、最終的な判断はRevinがやるという決めにする
  • 長くても1年以内の短期開発
    • 長期化すると情熱がしぼんだり、連絡がつかなくなることが多いので
  • 利益は等分、費用も等分
    • リリースするまでは極力無料のものを駆使する
    • サーバが必要なタイプのゲームを作る場合、サーバ代などがかかってきたら等分
    • 時間コスト・作業コストは、なるべく均等になるようにしたいが、Revinが過重になっても別にいいです
    • 結局赤字に終わっても、それも等分
  • 契約はしたいと思っている
    • 金銭の授受などもありえるのと、権利関係の問題も発生すると思うので、覚書か契約書を交わしたい
    • まあいきなりそれ前提でコンタクトとるのも重いと思うので、有志の方はとりあえず繋がる目的ででも
  • 開発コストが小さいジャンルのゲームを作る
    • 基本的にはジャンル不問だが、短期開発の制約を設けるため
  • なぜRevinはゲーム開発をしたいのか?
    • ゲームが好きである
    • ゲーム開発に有利なスキルをいくつか持っている
    • 当たった時デカイ
    • ダメだったら次、がやりやすい
    • 決まった量のピザを分け合うという性格がそれほど強くない分野だと思っていて、面白さ次第でまだまだブルーオーシャンだと考えている
    • 能力は衰退する。スキル的におそらくピークな30代後半~40代前半にやっときたい

募集要項

概要

  • ゲームリリースの実績がある人
    • 即売会で出したとか、アプリリリースしたとか、Vectorやふりーむにゲームあります、ウルコン出たことあります、自サイトでゲーム公開してますとかなどの人
  • ひと山当てたいという野心をもった人
    • もしくは自分のデザインしたゲームをデジタルな市場に出してみたいが、ソフトウェア開発力がないという人
    • ボードゲームアナログゲーム製作者だが、デジタル移植してみたい人
  • Revinはエンジニアリングに関するスキルをまずまず持ってるが、ゲーム開発には明らかに足りていないスキル(企画系)もあって、一人ではなかなかうまくいかないので、効率よく開発するために、足りないところを補える人と組みたい

職能(優先度を【】で10段階表記)

【】の値は、そのまま俺の苦手度でもあります

  • 【10】ゲームのルールの細かいところを詰められる
    • ざっくりしたゲームのコンセプト思いつきはRevinもまあまあ得意
  • 【10】レベルデザイン
    • 段階攻略やCPU対戦があるゲームの場合、どういう風に強くしていけばユーザ体験を高められるか、ということを考えるのがRevinは苦手
    • パラメータのいい感じの設定、ダメージなどの計算式のいい感じの設定がRevinは苦手
    • そもそもどういうパラメータを設定すべきか、ゲームにおいて何をやりとりするべきか、という設定もRevinは苦手
  • 【5】UIデザイン
    • 画面内にいい感じに情報を配置するのがRevinはあんま得意じゃない
    • 例えば、ドラクエのステータスのようなものをユーザに見せたい時、表で見せるのか、画面端にアイコンと数値を表示するのか、などをゲームの雰囲気に合わせたりユーザの利便性を考慮した上で決定するセンスがRevinはあまりない
  • 【3】アート
    • Revinは能力皆無だけど、フリー素材や商用素材でなんとかなるとも思うので優先度低め
  • 【2】クライアント開発
    • Revinはcocos2dxぐらいしか実務経験がなく、Unityはちょっと触れる程度
    • Revinは得意じゃないけど、多少時間かければそこそこのクオリティの開発力は出せると思うので、相手に求める優先度は低め
    • Revinはエンジニアリングに関係するところは、未経験のことでも、まあ大体なんとかする自信はある
  • 【1】マーケティング
    • Revinは能力皆無だけど、まずはおもしろいゲームがあって、それから考えるという方針

Revinのステータスとの比較

職能 募集要項 Revin
企画(コンセプト) 5 5
企画(詳細詰め) 10 1
レベルデザイン 10 1
UIデザイン 5 2
アート 3 0
エンジニアリング(クライアント) 2 6
エンジニアリング(サーバ) 0 10
エンジニアリング(スマホ 0 8
マーケティング 1 0

ジャンルの目途

基本的にはジャンル不問だが、短期&少人数開発の制約がある。

  • 対戦ゲーム
  • パズルゲーム
    • ルールを決める開発コストがものすごく小さい
    • ただし、ステージを作るコストがべらぼうに高いので、これを選ぶなら、ステージを作るのが得意な人が望まれる
    • あるいはランダム要素を入れても成立するデザインにして、自動生成
    • 例となるゲーム
  • ローグライク的な要素をもったゲーム
    • プレイするごとにランダムな要素を含んで、毎プレイ違う体験ができるゲームという定義
    • 開発工数の割に奥深くなる
    • ローグライクそのものは、非常に開発コストが高いので、もっと安いジャンルに取り入れる形
    • 例となるゲーム

連絡先

リリース実績や職能や情熱などを添えてTwitterでDMください。
おもしろそうだと思った方にはお声かけします。
DiscordなりSkypeなりで話しましょう。
https://twitter.com/rev84

歌詞で好きなフレーズ

 たまには詩的なエントリをね。というのも、俺は今のところ週に4日家でキーボードをカタカタしてたら金がもらえるみたいな生活をしているので、その最中に何らかの耳を楽しませるやつをいっぱい流しているのね。でも最近は生放送やラジオなどを聴くのに飽きる周期で、音楽をよく聴いている。20歳前後はけっこう音楽聴いてた気がするけど、ボカロ全盛期が終わったぐらいでパタッと聴かなくなった。でも久しぶりに聴くといいですね。最近いいと思ったのは、『米津玄師』とか、『ずっと真夜中でいいのに』とか、『King Gnu』とか、『花譜』という歌ばっか歌ってるVTuberとかですね。この頃は、カギカッコつけないと、どこまでがアーティスト名か分からんよね。

 んでそのずっと真夜中でいいのにの楽曲で、『ヒューマノイド』っていうのがあって、その歌詞の一節がすごく耳に残ってるんですよ。↓のはそのタイミングで再生される埋め込みをしたので、すぐ聴けると思う。

 「桃味の炭酸水に2人潜り込んで少し泣いてもわかんない具合に晦ましあえた」っていうところが、妙に頭に残る。抽象的なことばっか言ってて、なんか歌詞だな~って感じだったのに、急に「桃味の炭酸水」なんて、具体的というか即物的なワードが飛び込んできたんで、相対的に印象に残ってるんですかね。そういう技法あんのかな。

 だからトイレで将棋ウォーズでマッチング待ちしてる時とかにふと「もも~あじの~」とか口ずさんでいる。絵がやばすぎる。人間が鏡を使わないと自分の姿が見えないしくみで本当によかった。もし自分をTPSで見れる世の中だったら自殺率もっと上がってると思う。

 歌詞が印象に残るといえば、他にもありますよ。同じずっと真夜中でいいのにの『脳裏上のクラッカー』の一節。

 「目に見えるものが全てって思いたいのに」というフレーズがなんかいい。検索エンジンによると「目に見えるものが全てではない」みたいなサジェストが出るけど出典はよく分からん。まあそういう元ネタはともかく、サビのキメフレーズでこんなことを言われると、思わず無邪気に「そうだよな」と同意したくなる。ずっと真夜中でいいのにの歌詞はけっこう文字で遊んだりして、なかなかおもしろいです。

 あとボーカルのwowakaさんが亡くなってしまったヒトリエ。ギターのシノダが知り合いであるということを差し引いても、とにかく俺好みの音楽を出す率があまりにも高く、俺の性感帯を刺激しまくる3大バンド、RADWIMPSLAST ALLIANCEセツナブルースターの一角を押しのけようとしていたぐらい好きなバンドだったのだが……。明らかに“これからいよいよ”なバンドだったのにな……。悲しすぎる。まあそんなヒトリエの曲も、最近よく聴いている。

 一番好きなのはこれか、『シャッタードール』だが、こちらの『インパーフェクション』の「目が覚めた時どこに立っていようと何をしようと関係ないさ」という一節、好きだね。サビのキメでキレがあり格好よくて、目が覚めた時は立ってなくて寝てない?という無粋な疑問など一切湧いてこない。なんかいいね。

 あとはみんな大好き向井秀徳の『Water Front』。この動画はめちゃくちゃ酒が進む。まあ今は飲んでないんですが。この「深夜2.5時」っていう部分、なんかけっこう衝撃だったな。時刻を小数で言ってるのを聴いたの、これが初めてじゃないかな。あるいはphpでmicrotime(true);した時か。あっ、エンジニアなところ出ちゃった! まあともかく印象的です。


 みんな大好き米津玄師。『LOSER』の「ほら長い前髪で前が見えねえ」っていうのは、なんか自己言及的でシャレが利いてて面白いね。サラッと自分をイジってて軽快。


 懐かしのhideの『DICE』。初めて聴いたのは、中学時代の友人の藤原の家だったと思う。ただでさえかっこいい曲構成と音だと思ったが、「見るものすべてが変わり果てたならば 花を抱いて眠ればいい」というのが聞き取れた時、中学生ながらも、かっこよさを詰め込みすぎやろ、と思ったのをよく覚えている。

 


 れるりりさんの『月光潤色ガール』。この人の曲の中で群を抜いて好きなんだけど、「どうせ100年後にはみんな溶けてひとつになってしまうんだ」という一節が好きだ。向井秀徳の「冷凍都市の暮らし」みたいに、いろんな曲にちょいちょい入れてくる定番の句みたいになってる模様。いい句だ。エヴァンゲリオンを想起する。


 だんだんフレーズって感じでもなくなってきたのだが、Syrup16gの『ソドシラソ』の終わり際も好きだ。タイトルどおり「ソドシラソ」って言うんだけど、ぜんぜん音階がソドシラソじゃなくて好きだ。どうも「So don't sing a love song」の雑な表記らしいという説があるのだが、それは置いといて、普通に考えて音階だろうなって思うし、タイトルにまでしてるのにずっと聴いててもソドシラソ一切出てこなくて、やっと最後の最後に言ったかと思えば音階ぜんぜん違うってめっちゃ面白い。何回も言う上に、ついには「ソドシラソ ミ」とか言い出す。「ミ」も何回か言うんだけど毎回音程が違う。無茶苦茶かよ。


 みんな大好きI'veの島みやえい子。『求道の人』は名曲だが、出だしの「清らかすぎて魚も棲めないそんな水を回し飲みしている」っていう一節がクレイジーで好きだ。いきなりなんだその説明、ってなる。印象的ですね。どうでもいいが、俺はTwitter島みやえい子さんをフォローしているのだが、けっこう前に誕生日か何かでKOTOKOが祝ってくれないし連絡もつかないみたいなことをつぶやいてて驚いたわ。

 こんなもんかな。あとはRADWIMPSの『おしゃかしゃま』の「僕が神様だったら7日で世界を作るようなことはしないだろう だって急いで作ったせいで……」っていうくだり、面白いね。ホンマそうやと思うわ。

大衆が調子乗りすぎて腹立つ

 眠れないので風呂に入るので沸き待ち。最近の大衆のクソさは生涯で一番目に余る。これはネットを使う人が増えて本質の可視化が進んだせいなのか、俺が歳をとって世界を正しく把握できてきたからなのか、俺が歳をとって狭量になってきたからなのか。「嘆き」である。大衆っていうのは分野によって母集団が変わると思っていて、数学の大衆、将棋の大衆、宇宙工学の大衆とかいろいろあると思う。要するにある分野について理解や能力が低い人たちがしてしまう、誤った思考や非効率的な行動が、活動の大半を占める人のことを指し、無修飾で大衆と呼ぶ時それは思考力における大衆を指すと思われる。たとえば将棋の大衆と一口に言っても、居飛車が得意なので居飛車においては非大衆的振る舞いをするが、振り飛車は苦手なので大衆的振る舞いをしてしまうという人がいると思う。このように大衆は階層的になっていて、樹形図を書いたら一番上の、ルートのカテゴリは、すべての行動を生み出す、考えることそのもの。無修飾の大衆とは、根源的な事柄についての大衆に違いない。

 で、それがなくてやばいやつが本当にやばい。少なくとも、俺よりないやつがメチャクチャやばく見える。直感的には犬のウンコと交互に並べていいぐらいのクソである。犬のウンコより相当たくさん存在してるからタチが悪い。道端にガムを吐き捨てることを禁じるより、クソ人間を禁じてほしい。俺がTwitterアカウント名でも大丈夫なデスノートを持ってたら、クソリプしてるやつを次々と書き込んでいく。この世から凍結や。腱鞘炎と引き換えにこの世が少しでもよくなるなら、それぐらいの犠牲は払おう。

 なんで急にそんなことを言い出したかというと、冒頭でも言ったが別に急ではなく割と最近思っていたことではあるのだが、ここに書こうという直接のきっかけになったのはこの記事だ。

 クソ記事だと思う。歴史的考察が正しいかどうかは知識がないので分からんが、主張がゴミである。

個々の人間が生まれながらに持っている権利(自然権)を特定した

「生命」・「自由」・「財産」が、人間が人間であるがゆえにもつ権利

これらの自然権は、神によって人間に「等しく」与えられたものであり、もちろん納税の対価ではない

国民国家とは、実力者たち(例えば貴族)の特権や、聖職者の教権(来世の賞罰を餌にした脅迫)に対して、人間が生まれながらにしてもつ権利を保全するための仕組みなのである。それ以外の国家形態は、国民に対する簒奪行為なのである

 「簒奪」が悪だからよくないよねという前提は、反対したくなるがまあ仮に置いといていい。気になるのは「簒奪」が結論でいいのか? というところだ。簒奪です!はい悪いこと! 次! ってなってるけど、じゃあ簒奪されてたらどうすんの? うわっ、簒奪なんや、えらいこっちゃって大衆が苛立つのを煽ってるだけか? なぜ国民が幸せにならなければならないのかについて、ぜんぜん記述してないから納得がいかない。

 国民が不幸せにならなければならないとは俺だって思わない。が、幸せにならなければいけないとも別に思わない。根源にあるのは、人間、自分だけ幸せだったら何でもいい。これは、他人に幸せになってほしいと願う者も、他人が幸せであることが自分の幸せである性質を持っているからそう願うだけで、ルートにあるのは自分の幸せである。快楽物質が出るトリガーが他人の幸せ、というしくみで共通化して説明できるからな。あいつの幸せは俺の幸せじゃない、じゃあ簒奪してもかまへんか、ってそらそうなるやん。その至極当たり前のことを悪とみなすには大いに説明がいる。なんで「簒奪してるやつは幸せだけど、それじゃ簒奪できてないやつが困るんで、なんとか阻止しよう」って素直に言わないの? 「単に力なき自分たちが困るからなんとか数の力で押し切ろう」っていう号令だとダメ? ストライキとかそういうことやん。でも日本はストライキはダサい扱いされてるからな。ダサいから嫌なんやろ? 自分が生まれた最初から簒奪できる立場だったらきっと簒奪してたけど、そうではなく自分はもう簒奪された側の人間としての歴史が刻まれた人生を歩んでしまったから、簒奪者を少しでも肯定する言説には生涯を通して反対するポジショントークしといてもうOKって考えなんちゃうんか? でもそう言うと、人生の初期状態が違うだけで正義がガラッと変わりすぎることが丸出しすぎてばつが悪い? そのごまかし、腹立つわ~。

 もっと素直に言ってほしい。俺もこの記事が素直に「単に力なき自分たちが困るからなんとか数の力で押し切ろう」って言ってたら、確かにそうやなってなるのに、なんかあたかも、力なき自分たちが困らないことが正しい、世の摂理、真の姿、みたいな衣を着せて話すから、論旨が歪になるんだよ。なんでそれが正しいの? ぜんぜん説明されない。俺だって、大衆の我田引水が正々堂々と正論で主張されるのを見たいよ。俺も大衆アゲされたら得するぐらいのカスだから、資本家から金を正論でガメれたらうれしいよ。でもぜんぜん正論を言ってくれない。そもそも無理筋だからだろうなと思う。

 でもこの記事のツイートのリプには、同意ですとか賛同ですみたいなのがいっぱいついてるわけよ。もうなんでもええんかよ。「あなたは顔はブサイクだけど、なんか素晴らしい人間です」って言われてうれしいんか。もうちょっと考えろやって思いません? みなさんも他人が褒め殺しされるのを見て「それ、馬鹿にされてるよ」って思ったこと一回はあるやろ? それと同じ感覚なんすよ。

 ほんま狂ってるわ。みんな寝ぼけてるんやろな。早く起きたらいいのにな。

note.mu断念、野菜の洗浄、プログラマありがたい、同業者のために金取るって言う奴

 このブログをnote.muに移行しようか悩んだが今のところこっちで継続する。箇条書きが実装されていないとかいう微細な理由が決め手だ。過去の記事は一応は資産なので全移植したいが、↓のチョコボの記事なんかは箇条書きしかないので成立しない。

 なんかお小遣いくれる人いたらもらえるしくみは入れたい、と思ってこのブログにもアマギフ送信の手引きみたいなのを載せてるけど、noteはもっと直接的に金を送るしくみがある。なのであっちもいいな~と思ったのだがマージンは当然発生する。アマギフ送信だとマージンはない。アマゾンでしか使えないという制約は俺にとってほとんど障害ではなくほぼ金と等価だからだ。しかし手続きが若干面倒なので買われにくい。YouTubeのスパチャはけっこう投げられるようだが、俺はマージンを気にしてYouTubeのチャットを閉じている。たぶんマージンを加味しても得られる額はスパチャ導入の方が多い。分かってるんだが、実際には俺に700円しか入っていないのに、支払った人は1000円払ったつもり、というようなギャップを妙に気にしている。胴元からマージン分の責任を転嫁されている気がして。そのギャップを胴元にはユーザにちゃんと説明してほしい。というマイクロ気にしぃがあってどうもね。まあみなさん、なぜかアマギフを俺に送ろうよ!

  広告が表示されるのもヤなんだよな~はてな。noteはマネタイズがマージンだから広告ないみたい。そら書く側からしか金取ってないはてなが、それ以外にどうやって俺とか他の人の文章を読む人に届けるためのサーバやサーバをメンテする人などを維持する費用を捻出するねんって話なんですけどね。

 

 最近思ったことがいくつかあるので五月雨で書いていくわ。洗わないといけない野菜、じゃがいもだけ説。俺がよくいくまいばすけっとというイオン系のスーパーは、安くてうれしいところなんだが、いなげやには種類は負けるが野菜も売ってる。俺は品質より安さがうれしい人なので、そこで野菜も買うが、あそこってほとんどの野菜は包装されてるのね。キャベツも半玉ならパックに入っている。にんじんもピーマンも。たまねぎもネットに入っている。ネギは裸だったか。でもだいたい洗わんでいいっしょ。特に皮むくやつは。皮むいたら外気に触れてたところはぜんぶ小削がれるわけだから、洗った時との差分がない。ただしじゃがいもだけは、土がいっぱいついているので、皮をむいているうちに、皮を触った指が果肉に触れて、むき終わっても割と土がつく。土はちょっと嫌。なので剥いてから洗う。これだけはしかたない。あとは洗わなくていいと思うんだよね。めんどいし。俺の場合、食材はYouTubeを流しているパソコンの前で切らないと切るのをやめてしまうので、洗った野菜をポタポタさせながら歩くのはよくないという事情もある。まあそんなところだ。

 あと何思ったっけな。ああ、プログラミングっていう職業ができてほんとよかったねってよく思う。俺はプログラマなんだけど、プログラマって概ね、考えながらパソコンの前でキーボードかたかたしてたらそこそこなお金がもらえる仕事で、それ以前ってそんな仕事ほとんどなかったと思うんだよな。プログラマの仕事ってモノによっては人と折衝する必要もあるっちゃあるし、BtoBの場合はそれが大半っていう人も多いんだけど、そうじゃない仕事もけっこうあり、俺はそうじゃない仕事を多く選んできたので、概ね家でマウスやキーボードかたかたしてたら金が入る。ありがたいわ~。極度のアホじゃなさをお金に変換できるしくみができてよかったなっていうか、そのしくみができた時代にギリギリ生まれるのが間に合ってよかったな~って思いました。みんなも極度のアホじゃなくて引きこもりたいなら、そういう種類のプログラマになるのもいいですよ。

 あとなんだっけな~。Twitterでよく見る「俺がタダで仕事しないのは、同業者の値段を下げたくないからだ」とか言ってるやつがきしょすぎてやばいという俺の感想か。これを見てみてください。

 これの何がきしょいかっていうと、

  • 金を払われないという自分に不利益な状態を、金を払われるという自分に利益のある状態に変更するための行動を、業界への貢献という形に変換している
  • そんなこと言ってる場合じゃないやつが、美談に見せようとして言ってることがほとんど
  • そもそもそれで業界が貢献されているといえるかは自明ではない。音楽などはYouTubeで無料で公開するアーティストが多かったり、ライブの価値が上がってきたりなど、聴かれ方が従来と完全に変わってきているが、そこにアーティストや業界企業の努力や工夫によるビジネスモデルがあり、別に食いっぱぐれていない。単純に直接の受益者からゴソっと金を取ることだけを金の取り方と考えているやつこそ、業界の進歩を妨害することもある
  • そんなことだから、本人がやりたくてやったキンコン西野の絵本無料公開を叩くとかいうゴミ行為をしちゃう(キンコン西野が素晴らしい人物かは置いといて)
  • 要は我田引水をいいように言ってるだけ
  • あの米津玄師にタダで曲作ってくれって言ったのはこの世に俺とソイソース醤油以外にいないと思うが、彼ぐらい力があればそんなカスは世界に2人しかいない。力があまりにもないから、2人以上いてメッチャ言われてしまいイィーッとなっているだけである

 ということだ。

 こんなとこかな。

俺に結婚はオッズが悪い

 今年の9月で35歳。アラフォーである。もういい加減、結婚したいなら考えるべき歳で、当然に周囲の人間もそうであることから、会話でも自然と結婚に関連した話題になることが増えてきた。よく関わる人における既婚者の割合も高まってきた。結婚生活について具体的な体験談を聞いたり、あるいは奥さんがいるから早く帰らなきゃとかいう振る舞いを多く目にする。それらや、彼女がどうこう言ってた年齢帯だった時の様々な所感などを総合的に考えて自分に投影してみると、俺はもうそろそろ、そういったものに対して身辺整理をした方がいいと考えるようになってきた。つまり、俺は結婚をしないものとして生活を送った方がいいということだ。理由は、相当オッズが合いそうにないからだ。賃貸物件検索サービスに、最低限必要だと思う条件を入力して検索しても、0件になるようなイメージ。設定している条件も、「新宿徒歩5分以内新築3LDK家賃3万」のようなものだということが分かってきた。そんな馬鹿げた条件を入力して検索して「ないかぁ~」と残念がり、翌日も「今日はあるかなぁ?」というのを毎日繰り返すようなものだろう。なので検索しないと決めて、ホームレスとしての技術の研鑽に集中した方がいい。という喩えが近い気がする。検索に引っかからない一番の原因は、女性の社会的格差を考慮しないフェミニズムを持っていることだと思う。男に求めるものを女にも当然に求める。これが恐らく一番物件の件数を絞る。男はなんか女に押されると弱いボタンを持っていて、それを押されると女がなんか知らんけど有利になる。そのボタンの存在が謎で、謎だけどみんな持ってるし、横断歩道の歩行者ボタンぐらいあちこちに設置してある。俺は押させないし押しても効かないのがよくない。肩たたき券の無料配布所がそこらにあるようなイメージも近い。そこで拾った肩たたき券を渡されると、なんか知らんけど肩を叩いてあげなきゃいけない。俺は「何この紙切れ?」と言ってしまう。これがよくない。意図的に肩たたき券の威力を無視しているのではなくて、本当のところは、なんで肩叩いてあげるのか、よく分かってない。喩えを解除して言うと、社内外において仕事で付き合う人で、結婚していると「早く帰らないと」とか言うことが多いが、なんでそうなのかよく分かっていない。どうやら、自分が早く帰りたいからその口実にしているという風でもない。なんかそういうオーダーがとにかくあるらしい。仕事なんかしてると、そのためにちょっとした機会損失になることもあると思うのだが、そういうオーダーが妻からとにかくあって、バランスをとっている。仕事してるのは金を得るためで、自分のためでもあり所帯のためでもある。それを妨げるのはどういう了見なのか? というのがよく分からない。夫婦関係というのが資産を増やすための共同体だと思っているわけではないし、「一緒にいたい」という欲求が生まれるのは当然だと思うが、そのオーダーは概ね男から出ていない。そもそもオーダーを出すことの遠慮のラインが低いと思う。この点も、俺が肩たたき券無料配布所の存在を疑う理由のひとつである。たまに男側で肩たたき券を受理している人に説明を求めると「そういうものだから」みたいな回答ばかり出てくる。理不尽に理由なくそうなっている。俺は理不尽なものが嫌いだ。相当無理ゲー感が出てくる。感性が欠如している分野で頑張るのは難しい。ゲームしたことないのにビデオゲーム開発会社に就職してるようなものじゃない? プログラマが「ここ処理が重くてエフェクトのタイミングがズレちゃうんだよな~」とか言ってるのに「なら紙とコマでよくないですか?」とか言っちゃう。そんな奴に「あのね、ビデオゲームってのはね……」と説明するより、転職した方がいい。

 そんな気づきが長い時間と共に少しずつ進行しているからこそ、俺は最近、ダイエットをやり、酒を抑えることができているのかもしれない。身体的な老いが実感されてきて、健康にテコ入れしなくてはすぐに破綻するという足音を聞いた時、自助するほかないというところに帰着する。大人の階段ならぬ独身の階段を昇っていっている感じですね。成長していかなくては。