悠久バプテスマ

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ネットで活躍する人たち

 ネットで見れる漫画おもしろい。もっぱらTwitterデレステないしはデレマスの漫画を書いてる人をスコりまくっている。もう最近はそういうスコな絵を描く人か、いろんな世事とか知識について意見を言ったりしながら紹介してくれる池田信夫とか玉井克哉とかのオッサン顔アイコンしかフォローしていないぐらいだ。池田信夫とかは頭のおかしい人たちに訳の分からんリプライを送られてはブロックし、また沸いてくるのをブロックし、という地獄のような目に遭わされながら、それでもいろんな知見を俺に届けるために頑張ってくれていて尊い。頭のおかしい人たちとレスバトルするのに疲れても、ブライダル渋谷凛をスコるツイートをできないのに、平気で「続きはアゴラで」とか言ってるの精神が強すぎる。

 あるいは、デレステ漫画ではなくオリジナルで勝負している人たちの活躍も目にしておもしろく読んでいる。けっこう元ネット大喜利勢とおぼしき人がそういう道を歩んでいるように見えて、bokete以前のネット大喜利は、今思えばある種のサロンだったのかもしれないとも思う。まあ面識があるのは、歌ってみた界隈に進出して活躍している抱きしめたトゥナイトぐらいだが、彼とも疎遠になってしまった。

 この酉ガラという人はとてもおもしろい。細かすぎて伝わらないモノマネみたいに超長いタイトルで理不尽な状況をすべて説明して、それを淡々と描くスタイルのものもあれば、なんかとにかく理不尽なものもある。基本的にネット大喜利勢はシュールの極みみたいな芸風の人が多いが、ワードサラダでネタを作っているという感じはせず、理不尽さにも何か法則性めいたものがあって、それこそが闇である。

 ポテチ光秀という人は、雑誌で漫画を描いていたりして、すごい活躍をしている。この人もたぶんネット大喜利やってた人だと思う。上記の漫画はポテ光さんの中で一番好きな漫画。普通、常識という地面を踏みしめて、空中に浮かぶ狂気を面白がるものだが、この人は、狂気の地面の上に立って、そこに生えている植物を眺めるような標高の高さを感じる。絵柄もそれを助けるものになっていて怖い。何によって喜びを感じ、何によって幸せになるのかが分かる登場人物が一人もいない。なのにただのニッチなシュールではなく、一定の支持を得ている。シュールの極みは昔からあったと思うが、それを受け入れる土壌が広がったのは時代なのか、彼の技量なのかは分からない。

 東京えく氏は2万人もフォロワーいるしけっこう有名か。白いハゲが訳わからんことしてる漫画をよく描いているが、東京えく氏はネット大喜利勢ではないのかな? たぶん勢ではないと思う。違ったらごめん。彼(性別は分からんが)は上記2人に比べるとだいぶ狂気は控えめで、シュールな状況があっても丁寧にそれを常識の地平から解決する印象がある。オチらしいオチもちゃんとあることが多い気がする。やたらと出血したりするところは海外のゲームみたいだ。とてもおもしろい。

 あとはニャロメロン氏とかもおもしろいが、最近はかつての形式の4コマは公開していないのかな? 商業の方で活躍しているようだ。あとはネット大喜利勢だったと思う小野ほりでい氏もライターになってるようで、すごいフォロワー数。ネット大喜利勢のKagemはボカロPでちょっとハネたし、ネタボケやってたあふれんばかりの汁DeNAハッカドールというアプリを開発して今は某ニュースアプリの開発者。同じくネタボケやってたちょた競技プログラミング世界ランカー、同ぷりっぷりのおしりミリオンダウト開発会社社長。同とつげき東北は麻雀研究家などで本も出した。ネット大喜利は身体にいいのかもしれん。俺が幻冬舎ウェブマガジンやってた頃に大喜利を無理やりやらせたたろちんITMediaの数字持つ男だし、同ルーツも商業漫画描きまくりおじさんである。大喜利すればみんなウハウハになれる! 俺も大喜利やってたんだからそろそろウハウハになっていいはずである。ん? ウハウハ?

 みんなよろしくね!