悠久バプテスマ

141文字以上の文を140文字以下の文にしたくない時に使うブログ

ちょっと今、世界と敵対してる

 いやあ、直近、世界の俺に対する風当たりが強い。風邪をひいて、歯が痛む。歯というか口内ですがね。風邪はがっつりひいて頭いたーいってやつじゃなくて、あ、ちょっとダルいぐらいのやつだったんですけどね。なんもできなくて寝てるだけというわけじゃなく、本読んだりゲームしたり仕事したり将棋したりはいつも通りできるんだけど、普段の感覚で外出たりとかするとちょっとしんどくなって気分が悪くなったりした時に引き返せなかったりするんで、家で大人しくして済む範囲のことしかできねえなって感じのやつなので、枷としてはまあまあでかい。せっかく腸内細菌を培養していたのにね。

 上の記事を見てもらうと分かるんですが、最近、細菌を培養していました。ふふっ。腸内の細菌が栄養素を生み出してくれたり、代謝が改善したりするという効果が得られるという話だったのです。培養してたのに風邪ひくってどういうことやねん! とか皆さんは思うかもしれないんですけど、まあちょっと待ちんしゃい。俺がこれを始めたのは、得られるといわれている効果が魅力的ということもあるんだけど、決め手は手軽さなんですな。とにかく菌の摂取は錠剤を飲むだけでよくて、その菌の栄養となる食物繊維は粉で飲みにくいんだけど、この粉は無味で、俺はほぼ毎朝にヨーグルトを食う習慣があるんで、それに計量スプーンでサッと入れるだけだから、手間があまりなかった(粉をサッと入れやすくするために、100均で砂糖とか塩を入れる計量スプーンつきの容器を買うぐらいのイニシャルコストはかけたが)。月々の費用も5000円ぐらいなので、気軽にやれた。でも正直、効果は感じない。ウンコも別によく出るってわけじゃないし、むしろ出にくいぐらいになったんだが、これは便の量自体が減ってるのか便秘になってるのかよく分からなくて、結局効果としては感じない。しかしね、こういうのって効果が分かることってないと思うんだよな。「俺、今すげー健康だわ!」ってなるほどの改善があるテクニックって、あるのかなあ。あっても感じないと思うんよ。風邪ひいたりするのも確率だし。ある健康法によって風邪ひき率が10%から5%になってたって、当たったら当たるわけだからね。この記事のタイトルみたいなことですよ。

 「この健康法はむしろ健康に悪い」という傍証とかに注目して、それはやめる。そういう情報があまりないものに関してはやる。ぐらいが健康法とのいい接し方なのかなと思いますよ。健康ってカネでなかなか買えないから、可能性のあることには手を出しといたらいいと思うんですよね。ただしなんでもやってると、それはそれでカネかかっちゃうから、よさそうかつ無理なくできるもの。手間と財政と「よさそう」っていう直感で決めるぐらいがいいんじゃないですかね。飲むだけのやつとかは俺は親和性高い。その方法がいい証拠や悪い証拠を集める際、ネットの情報なんかは業界のプッシュ具合とかで歪められちゃうのが困りものなんだけどね。糖質制限とかね。だから俺はまだ続けようかなって感じはしてますよ。 

 で、歯の方ですね。親知らずが奥歯に体当たりしてるせいで、奥歯が虫歯になってるって話はしましたっけか。ああ、いよいよ抜歯するよっていう直前に記事を書いたんだったね。実はその抜歯は実施されなかったんですよね。というのも、俺は高血圧だと。抜歯するとめっちゃ血が出るんだけど、高血圧だとそれが止まらなくなる可能性があるということで、中止されてしまったのです。そんなもん、抜歯のために歯医者行く前の診察の時に言えや!って話なんですけどね。俺は初診時の問診票にも高血圧って書いてたんだから。これはミスでしたと先方も認めてさすがにその時の診療費は0だったんですけども、とにかく血圧をどうにかしないと抜歯は難しい、親知らずを抜歯しないで虫歯の治療をすることもできるけどめっちゃやりにくい、ということなので、俺はなんとしても親知らずを抜歯してから治療したいので血圧をどうにかする方向で考えたいと。んでその足で、ダイエットしてるから別にええやろとうそぶいて行ってなかった内科に久しぶりに行って「久しぶりだね」と先生に言われるくだりをやり、「歯医者がこう言うんですが」と相談してみたわけよ。久しぶりだから血液検査もしようと。したら、肝機能が全部正常になっててビックリという意外な結果もありつつ、血圧に関しては142の92ですと。高血圧の定義は140以上90以上なので当てはまってるけど、「こんぐらいなら大丈夫じゃね?」と先生は言う。「今からまたバルサルタン飲めばまた下がっていくよ」ということなので、次の抜歯の日まで服薬をちゃんとするということでどうですかと歯医者に相談したら、ではやりますかと話がまとまり、先日の土曜、俺は親知らずを抜歯しました。麻酔のおかげで、やってる最中はほとんど痛くなかったけど、麻酔が切れてから、一両日が経った今まで、けっこうキテますね。なかなか痛い。俺は普段、鎮痛剤としてイブプロフェンは飲むが、ロキソマリンは飲みすぎて効かなくならないよう飲まないようにしていたんですが、痛いので服用上限ギリギリまで飲みまくってますわ。飯も主にトマトジュース。さっき卵かけご飯と肉じゃがとか食いましたけど、あんまおいしく感じられないので、いっそ嫌いだけど健康にいいものとか食ったろかと思わないでもないですね。つらい。世界樹の迷宮したり将棋したり寝たりしてやり過ごしています。

 で、その抜歯後の服用するものに抗生物質があるんですが、抗生物質って、腸内細菌をぶち殺すらしいんですよ。意味ねえ!まあそれはけっこう前から分かってたんだけど、抜歯するまでの間は意味あるやろと思ってたら、風邪ひいたでしょ?なんやねんもうって感じですよね。まあ気を取り直して続けようかなとは思いますけどね。しかし昔に比べて健康に気をつかうようになったね。歳やな~。

 あと最後に、歯医者の一幕を語ってる時にちょっと言及しましたけど、肝機能の数値がすべて正常になってたんですよ。糖尿のリスクも正常範囲内におさまっていると。先生も驚いてた。尿酸と血圧はまた悪くなってたんだけど、これは遺伝による部分が大きいから、改善はしても生活さえ改めれば問題なくなるというものではないというので、実質、生活依存の部分は全部治ったんやないですかね。やっぱり酒をやめたのがものすごく大きいと。酒のやばさを思い知りましたね。まあ俺は飲んでた量が量ですけど。酒やばいなー。半年ちょいぐらい断酒してるけど、眠りの質がよくなったというのはすごく実感ある。これ世界中の人が喜んで飲んでるのがやばいぐらいリスク高い飲み物やな。美味いし気分よくなるんだけどなあ。俺はもともと規制は少なければ少ないほどいいと考えていたのですが、世間のタバコ吸わないやつがタバコを平気で弾圧してきたので、俺も酒はもう弾圧していいんじゃないかと思いますね。まあそれはいいとして、俺も一生酒飲まないわけじゃないと思うけど、このリスクの実感はついて回りそうな気がする。飲んでても「うわ~今、この美味しさと酩酊は、肝機能と引き換えにもたらされてるわ~」と思ってしまって全力で楽しめなさそう。それを節度をもって楽しめてこその精神的成熟なんでしょうな。早く大人になりたいですね。