悠久バプテスマ

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スーパーの入口で消毒液をシュッとされた瞬間に去来したこと

 ゴールデンウイークに突入しましたね。世間はコロナコロナと騒がしく、自粛だ外出制限だなどという事柄をめぐり、いつもより民衆のガイジムーブが目立つけど、俺はもともと引きこもりなのでいつもと変わらない。仕事も1年以上前からリモートなので、他の人がよくSlackに発言するようになったし、会議もオンラインでやるようになったしで、何なら前よりやりやすい。気になるのは、荒川区が10:30と17:00に町内放送で聞かせてくる緊急事態宣言に対する講釈。ジジイババア向けなんだろうが、うっすい内容のことをダラダラ時間をかけて喋るのもさることながら、外出しないことを促した後の「責任ある行動をお願いいたします」って文句が腹立ってしゃーない。我々には、商売人の息の根を止める責任がいつの間にか生まれていたらしい。あとコロナ騒動の始まりぐらいのタイミングで、荒川区役所の事業者向け融資の相談に行ったんだけど、向こうが出してきた手続きのフローチャートが書いた紙に記載されてないようなことを求められて、それを拒否したら、手続きしないと言われて引き上げられたという事件が腹立ったな。具体的には、俺の業種が対象業種であるかを俺が自身で確認するということを求められたんだけど、そんなこと手続きに書いてないのよな。役所は必要書類を受領して別の書類を発行するだけで、審査のようなものは、金融機関が保証機関にその書類を回すことによって行なわれる。だから、とりあえず発行だし、確認みたいなプロセスはないんだけど、なんかしてこいって言う。保証機関から、俺がそれを確認した証憑みたいなものは発行されないのに。俺が適当に席外して、電話したふりして、OKでしたって言ったらどうすんの? なんでこのジジイの強要で俺は電話代をかけて機関に電話せなならんの? というのが理不尽で、ほんま腹立ったな。まあ、途中から「あ、これ俺たぶん違うな」ってなったので、もうやる気はなかったんだけど、このジジイ自体はおかしいことしてるし、なんか高圧的だし、なんとかならんかなと思って食い下がってたんだけど、めんどくなってそのまま帰った。この「めんどくなって」ってのを全公務員は狙ってるから俺の負けなんだけど、まあしょうがない。

 まあそれはそれとして、今日はすごく過ごしやすい日で、要で急な買い物のためにスーパーへ行ったんだけど、入口で店員が消毒スプレー片手に待ち構えていて、入ろうとすると「ご協力おねがいしまーす」とか言って、俺の手に噴射してくんの。反射的に手を出して、シュッってされて、手をこすりながら入っていったんだけど、これってなかなか冒険してるよなって思う。こっち視点だと内容がよく分からない液体を、たぶん消毒液だろと信用して手に噴射されるわけやん。もしかしたら、その液は、誰かのチンコをまむし酒みたいにじっくり漬け込んだ水かもしれないわけやん。えの素というマンガでそういう液体を作成してるのを見たことがあるから連想したんだけど。俺はその液をありがたがってアライグマみたいにスリスリしてるのかもしれんやん。いやいや、そんなわけないやんって思っても、もしかしたら店員は消毒液だと思いこんでいるけど、春の陽気で舞い上がってしまった変態が、店内に侵入して、自らのチンコ液とすり替えてたかもしれん。消毒液じゃなくて何らかのキモい液体を噴射された可能性はあるわけやん。事業者側も、変態にすり替えられるリスクをおかしてでも、客の手に液体を噴射することを選択してるわけで、なかなかのギャンブルじゃね? と思う。まあこれは極端でも、間違えて古いやつを使ってたり、洗剤と取り違えるとかは現場ではよくあるだろうし。前にローソンでレジにパンもってって、ピッってやってもらったら、エラー音が鳴って、賞味期限切れだったのをシステムが救ってくれましたみたいなことあったしな。危険な賭けじゃない? 危険な抽選。この抽選、ある変態が消毒液をすり替えた可能性が仮に0.0000001%としても、変態の数だけその抽選がなされるし、ある変態が任意の整数を頭に思い浮かべながらすり替えた可能性を考えたら、それは0%じゃなくて、整数は無限にあるんだから、変態の液である可能性って100%じゃない? レビンのパラドックスと名付けて警鐘を鳴らしたい。まあ冗談ですが、全国のどっかではそういう問題が1,2件ぐらい発生しそうだな。長期戦になったらあるでしょうね。非合理的な行動にいそしむ人が、それを咎めない人を巻き込んで自縄自縛で苦しむのは見てておもしろいからいいけど、自分にも累がおよぶとだるいな。クソ町内放送という形などで既におよんでるからなぁ。ほんま民衆って役に立たんね。そう思いません?