悠久バプテスマ

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歩きスマホ記事

 運動のために本来は電車に乗るところを歩いて帰っている。すでに足が痛い。スマホで記事を書くのは初めてだが暇なので書く。今日はサンダルがぶっ壊れてしまったので通販で新しいサンダルを買おうと思ったが自分の足のサイズが分からない上に物の長さを測る器具も家にないことから、秋葉原まで来たのである。つぶさに見ると古いサンダルは足の甲を通すペラペラした部分の糸が切れてしまっただけなので、裁縫セットでもあれば復活するように思われたが、面倒だし靴底ならぬサンダル底がもう真っ黒になってきちゃなかったので買い換えでよいとした。ABCマートの店員はやはり開口一番、足のサイズを聞いてきたが、知らんとしか言えない。サイズなんかメーカーによってめちゃくちゃやからその情報あんま役に立たんくない?という悪態が私を苛んだが「今のやつと比べて同じサイズのやつがいいです」と依頼する。つーかどうやらサンダル底にサイズを示す数字が書いてあるらしかったのだが、きちゃなすぎてもう見えなくなっていた。店員も俺に倣ってそれを覗き込むような動きをしたのだが、おそらく俺のサンダルを至近距離で見ることはすなわち臭い思いならびに見苦しい思いをすることに途中で気づいたのであろう、不自然に急制止し、レジの方に何かを取りに行ったのだった。賢明な判断である。

 それで旧サンダルとほぼ同じサイズと見た目であったものを購入してその場で履き、古いやつは処分してもらって店を出た。確認したところ、俺の足サイズは26.5〜27.0cmということらしかった。体躯に比べて小さい。足に負担がかかるわけである。例によって外国的なサイズはcmではなく謎の単位なので、その写真も収めておいた。

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 これでもう通販で買える。これは4500円ほどしたが、Amazonには20〜50%ぐらい安い同様のものが売っている。相変わらず店頭は高い。

 とまあそれからつけ麺食って、夜なので上野のジャグラー見に行こうと思って上野まで歩く。秋葉原御徒町→上野はとても近い。それで5000回転REG先行合算1/120のニューアイムジャグを見つけたので打ってたら、自らの手で合算1/130より悪くしてしまったので終了。14000円の負けであり、サンダル代に転嫁すると2万円の履物を召していることになる。まったくおしゃれな男だぜ。その代償を求めるように、今、さらに西日暮里まで歩いているのです。

 つーか記事書くのに夢中で適当に歩いてたけど、ここどこだ?マップとか見るのでまた。

食洗機使ってみた

 

 食器洗い機を買いました。

 中古で13,980円。それぐらいならいいかと思って買ったけど、他にも分岐水栓というものが必要であった。

 うちの水栓に合うやつはこれ。要はシンクの水道の根本に分岐するパーツをつけて、本来の水道も使えるようにしながら、洗濯機のように食洗機が取水できるようにするというためのもの。これも中古で買った。「状態:可」という、Amazonの中ではそんなによくない部類のものであったが、6,000円と群を抜いて安かったので、買った。実際に届いたのを見てみると、何やったんだ? 変な工具でガシガシしたのか? っていう感じの傷がすげーついてるものだった。でも取り付けて試運転してみると機能的には支障がなく、確かに「可」だなと思った。

スーパー モーターレンチ MF230

スーパー モーターレンチ MF230

 

 あとシンクの水栓を分解するために必要な工具がこちら。1,158円だった。分岐水栓のオンライン説明書を見ると、これが要るようなことを書いていて、その形状から「こんなもんなくても開けれるやろ」と思い指力で試してみたが当然無理だった。一応、要領はビンの固いフタを開けるようなものなのだが、必要とされる力が違いすぎたようだ。浅はかであった。しかしこの生涯33年にわたって、俺はこんな工具が存在することさえ知らず(モンキーレンチは知ってたがモーター?)、したがって当然この工具を必要としたこともなかったので、おそらく今後の人生でも必要になる機会はないだろうと思い、誰かに借りて済ませられないかと、会社の人4人に尋ねてみた。しかし残念ながら、俺と同様に、みんなこの工具の存在を知らなかった。プログラマおよびプログラマ見習いしかいないというバイアスのせいだろうか。ならしょうがないということで、買った。

 で、まあ、シンクに溜まっていた腐った食器を入れて使ってみたのだが……。第一感としては、イマイチかな~という感じだった。

 まず、腐った食器はキレイにならない。スポンジでこすればまあ取れるというぐらいのキチャナイ何かがこびりついているお椀とかを入れてみたのだが、全然取れてなかった。これはハードルを上げすぎたのかなとは思うので、まあよいとしよう。コップなどは比較的キレイになっているような気はするが、それもちょっとこびりついているような箇所はキレイにならない。あくまで、使った直後の自然な食器をすぐ洗うなら取れるかなって感じだ。ただし、俺の食器の設置のしかたが悪い可能性はある。

 次いで、入る食器の量が少ない。ウチの食器は100均のどんぶりっぽいお椀がほとんどなんだが、これはたくさん入れられる想定ではないようだ。お椀なら小さいやつを数個、どんぶりサイズなら1個ぐらいでせいぜい。湾曲していない平たい皿なら並べられるようだが、どんぶりは接地面のでっぱりに添えながら並べることは難しい。というか、でっぱりにセットするのがそもそも難しい。うまくいかない。めちゃくちゃイライラした。これは、食器洗い機に合わせた食器を買う必要があると思われる。どんぶりは万能なんだけどなあ。まあ使った端から食洗機にかけて、1個ずつ洗えばいいのかもしれん。水道代やら洗剤代は大目に見ようか。でもそんなに頻繁に洗うなら、費用もそんなに安くはないような気もするから、食洗機購入のおりから対立候補であった、ディスポにすればいい説はやや強度を増した。特に洗剤代は、食洗機専用洗剤を使わなくてはならず、この食洗機専用洗剤というやつは、需要が普通の洗剤に比べて少ないことと、食洗機を導入しているような世帯がターゲットであることもあってか、やや割高である。ただ、俺はパスタ茹で器とか何でも茹で器とかタンブラーとかのディスポにできない食器も使うので、やむを得ないところだ。しかしパスタ茹で器については全長が長すぎて入らない感じある。参ったな。

 あと、場所を取る。これは分かっていたことだが、俺の場合の置き場所はシンクとガスコンロの間、もともとはトースターと食器カゴが置いてあった場所に設置するしかなかった。トースターはまああんまり使わないから普段はしまうとして、食器カゴの置き場所に困る。まあ、食洗機の上に乗せるかな。食洗機上部には蒸気が出る部分があって、そこを塞いではいけないのだが、まあちょっと位置をずらせばうまく乗るようだ。運転中に落ちないかはいささか不安だが。

 それと、これは俺の不手際だが、1回目の運転で、排水ホースが抜けて床が水浸しになってしまった。根本を締めつけるような針金がついていてそれが締めつけていたはずなのだが、なんか抜けていた。その後はかなり力を入れて差し直したので、たぶん大丈夫だと思うが、今後の運転でも若干不安である。

 まあとにかく、腐っていたどんぶりおよびボールはぜんぶ捨てて、新しいのを100均で買おうと思う。浅めの皿がいいんだろうけど、あんまり使わないんだよな。やっぱりどんぶりがいい。でも食洗機との相性が悪い。ジレンマだ。あと、フライパンも分解可能なやつを買って食洗機にぶちこんでいきたい。現状の俺の生活で自然に使うものと相性がバッチリだったわけではなく残念だが、せっかく自動化できるものを導入したわけだし、食器自体にさしたるこだわりはないから、食器の方を食洗機に合わせていこうと思う。もうシンクに食器が積まれて面倒がってドンドン攻略難易度が上がって不可侵領域になり鬱陶しい場所となり、横を通るたびに気分がマイナス修正されるのはウンザリである。かといってまめに洗うというのは、俺には運命的に無理であると感じる。これを運用していくしかない。中古の寄せ集めではあるが総額20,000円ぐらいでその分野を半オートにできるのならまあいいでしょう。掃除や洗濯に比べれば導入はだいぶ安価だし。

 というとりあえずの所感。運用していくうちにまた別の事情が判明するかもしれないのでその場合はまた気が向いたら報告します。

end of gw

 こんばんは。いつまで寒いねん! っていう時候の挨拶で飛び出してきたのはこの男ぉ~! リアルバーチャルユーチューバー、Revin!(エンタ) 今週はずっと雨らしいですね。おかげで俺のジャージの股のあたりがずぶ濡れだよ。えっちな意味ではなくて、サドルが濡れていたからだよ。冴えないね~。

 今日は特に何かあって書いてるわけじゃないけどね、寝る時間のめぐり合わせで、今、非常に寝てなくて眠いの。このブログおよび前のブログを綴ってきたシチュエーションを顧みると、酒に酔ったりしてえげつない時にばかりだったということを知っているマニアもいらっしゃると思うのですが、なんか体調が悪いとかいうタイミングで書くんですね。不思議とね。つまり排泄みたいなもんなのかなぁ。あるいは意識が不明瞭である時にこそ筆は進む宿命なのかもしれない。酔拳みたいなもんだ。ほら、目がちょっと霞んできたりしてるんだね。疲れ目に目薬なんてもんが欲しくなるわけだが、どうもこの頃は市販の目薬と相性が悪いようで、目やにが出たり痛くなったり霞んだりして参る。それでも今は比較的良好な成果をあげる目薬を見つけ、しかもこれが、それまでに買っていたけっこう高めの目薬に比して非常に安価なやつこそが一番合うという、貧乏舌ならぬ貧乏アイズを双眸としてハメ込んでいたことを知る。やったぜ。ただの水なんじゃねぇかと思わないでもないが、ロート製薬って書いてるから薬の端くれだろ。そろそろ古くなってきたかもしれんので買い替えんとね。

 この頃は将棋にハマっていて、それも指す方にハマってきている。将棋YouTuberの方の動画とかよく見る。ほとんどそれでGWを過ごしたぐらいだ。元奨励会員のアユムさんとかひっきりなしに観ている。その動画を観ていると、ゴールデンウイークに体調を崩したのでしょうがなく将棋ウォーズをします、まさかゴールデンウイークに将棋を指すなんて、リア充が憎い、みたいなことをおっしゃっていたのだが、俺なんか体調万全である上に、将棋を指すどころか観るだけに終始してるわけだから、終わりオブ終わりやんけ。と思いはするものの、俺が自発的にそれが最善手だと思ってやってるわけだからしょうがない。家でゴロゴロすることこそが至高であるという根性に筋金が入っとる。旅行欲も出かけ欲もなければスロも行かなくなり女もおらんし、なのだから、妥当な判断である。ハァ~ッ、参ったね。

 あと最近はダイエットをしもやかさんと始めて動画になってます。

 今日は以上!

転売厨を生かしてはおけなくなった

 思惟のメモ代わりに書きとめておく。

 俺は最近まで、転売厨に比較的寛容であった。それは、概して言うと「弱肉強食」的な考え方が俺の中にあるからだ。「高く売れるものを安く買って高く売って何が悪いのか」「それがダメならスーパーなどの小売をも否定することになる」「スーパーを否定しない」「転売厨も否定できない」というロジックに正当性があると思う。ただしポジショントークとして、「俺が欲しいものが転売厨によって高騰していると困るから、鬱陶しいし居なくなってほしい」とも思っていた。存在してほしくないが、存在は否定できない、という立場だった。

 しかし、ある状況を想像して以来、転売厨は規制されなければならないと思うようになった。その状況とは、金持ちが毎日、ある地域の食料を買い占めるというものである。例えば、ビルゲイツの頭がおかしくなって、ものすごい数のバイトを雇い、毎日、東京都世田谷区の食料品を販売する店に開店前から並び、開店直後から店内の食料品をすべて買いあさってビルゲイツのもとに届け、ビルゲイツはそれをひとしきり愛でると廃棄するという遊びを始めたとしよう。世田谷区の人は、スーパーで食料品を買えなくなり、めっちゃ困る。世田谷区の人口は90万人らしいので、食費を仮に2000円/人日と考えると、18億円/日ぐらいあればできる。人件費などの経費も入れて20億円/日としたら、1年でも7300億円あればできる。ビルゲイツは9兆円ぐらい持ってるので、そんぐらい遊び感覚で払ってもまあ大丈夫である。資金的には、1年といわず、もっと延長することもできる。ビルゲイツが疲弊したら、ウォーレンバフェットが、ジェフベゾスが後を継ぐ。「世田谷区食料買い占め財団」などを設立し、永き未来にわたって世田谷区の食料を買い占めては持ち帰って鑑賞し、廃棄することを趣味とするかもしれない。そうして世田谷区を何十年もの間、食料なしにできるのである。俺らがそれをやめさせるには、法律でそういう行為を規制してもらうか、暴力に訴えるか、Amazonで食料を買うしかない。世田谷区民と一緒に徒党を組んで、トゲの生えたバットなどをかついで、店先に並んでいるバイトを片っ端からしばき、買い占めを阻止し、バイトの危険性を上げることで人手不足にし時給を高め、ビルゲイツの金がもつ期間を短くするとか、Amazonパントリーでツナ缶やパスタなどを買い、不在票を入れられると飯抜きなので玄関で正座して待つ生活を送るとかするしかなく、世田谷区民のQOLは下がるだろう。賃貸に住んでる人なら脱出できるが、世田谷にマイホームを構えた人は玄関で正座である。これはいけない。残る法律での規制が待たれるが、これを規制するには、転売との線引きが求められると思う。おそらく線引きはうまくできない。この買い占めの対象が食料ではなくティッシュとかの限られた品物であっても、やはりすげー困るし、金をもっと節約して世田谷区ではなく東京都あきる野市(人口約8万)にしても、あきる野市の人は困る。「いっぱい買って庶民を困らせるのは禁止」などといっしょくたに規制するしかないだろう。ビルゲイツを止めるには、平等の概念を打ち破るぐらい理不尽に庶民に有利な法律を作るしかないのではないか。それぐらいズルいルールにしてもらわなければ、我々は困ってしまう。我々のような庶民はそもそも金持ちの温情によって楽しく生きさせてもらっているのであって、イキって「弱肉強食」などという大それたことを言ってはいけないのである。

 ビルゲイツを止めるには、「庶民が困らないように」というようなエコヒイキ文言なしでビルゲイツの行為のみを抽出する客観的な条件をたくさん設定するか、「庶民が困らないように」というエコヒイキ文言を法律に入れる必要がある。「庶民が」を入れる場合、庶民なのでイキるのをやめなくてはならない。法律で優遇される弱者であるのだから、イキれるわけがないからだ。しかし庶民はイキるのをやめられないので、やはり客観的条件を揃えるしかない。しかしその条件を、行為の主体の状態に求める無理である。金持ち、という条件は、常に赤字になるような法人を作られて遂行されたりしたら該当しなくなる。法人ではなく個人を対象にしても、そういう個人事業主ビルゲイツがバックアップすれば相当抽出しにくくなる。行為でくくるなら、転売厨も巻き添えになってもらうしかない。つまり、転売厨を許すということは、ビルゲイツを許すことになってしまう。なので、庶民の俺は、転売厨を許してはならないと思うようになった。そういう感じです。

スマホ落とした

 おはようございます。今、会社のおニューのMacbookを家でセットアップなどしていて、チラチラ見ないといけないからがっつり別のことできるわけでもないという感じで中途半端に暇だから書いているんだよ。AppStoreってダウンロードくそ遅いね。そこからしか入手できないようになってるのにダウンロード絞るってお前。役所の手続きか。インフラっぽいサービスって、役所と化すんやね。まあそうなるのは世界の公理から導かれた定理みたいな感じだから詮ないかもしれん。

 いやーiPhoneを生まれて初めて画面割れさせましてね。俺は自転車にスマホホルダーつけてるんですけども、最近、自転車のライトが調子悪くてね。そのホルダーにiPhoneつけて、ライト機能で前を照らしてたんです。しかし、その日、つけ方が甘かったようで、道端で落下してしまったという顛末です。最初は、こうやるの、けっこうええやんと思ってたんだけど、最近は「これって落ちる可能性あるよな」とうすうす思ってたんだよな……。気づいてたのにズルズル続けて事故るとか馬鹿ですね。こんな高価なもんで代替するべきじゃなかったわ。自転車のかごの内側にジップロックみたいなのをつけて、その中に入れようかな、とか思ってたんだけど、実行する前にやっちゃったね。Appleの修理だと3万とかしますねん。自転車のライトをカバーしようとして3万! あ~後悔。その辺の非公式修理屋に行って、5000円ぐらいの格安価格で直すやつをやるしかないですかね。そうすると、もう公式からの修理は受けられなくなるんだけど。せっかく公式のバッテリー交換が今年無料なのになあ。アホアホアホ。まあ期待値が最大化する手段は、非公式格安修理かなあ。トホホって言葉がこれほどふさわしいシーンもなかなかないよ。トホホ。

 ところでなんか俺みたいな感じで記事書いてるブログって、あんまりないんですかね? 俺みたいな感じっていうのは、頭の中に流れてるようなことを、とりとめもなく冗長でくどく書き連ねるっていうことです。小説でいうと純文学みたいな感じですかね? 純文学の方は掴みどころのない登場人物がいっぱい出てくるのが多いけど、そうじゃなくて、一人でひたすらぐだぐだ言ってる感じのやつ。俺じゃない人が俺みたいなブログ書いたらどうなるんかなって思って、はてなのブログの新着とか見てみたんだけど、だいたい何かの確固たるテーマみたいなものを扱ったり、髪切ったとか風邪ひいたとかの何か強い出来事があったとか、どこかテーマパークみたいなところに行ったとか、そういう具体的な事象に付随する文書、って感じなんだよね。平場があまりない。YouTuberだとそういうのけっこうあるんだけどな。あ、でもそういうのやってるのって、アレな人ばっかりやんけ。ということは俺もアレな人なのか。ギャーーーーーッ!! イオンを探してオフ会開かなきゃ。もしそういうブログをご存知でしたら教えてください。

実録漫画「交通事故で頭を強打したらどうなるか?」感想など

実録漫画:交通事故で頭を強打したらどうなるか?

 ずいぶん前に人から勧められたWeb漫画を、ブックマークに入れたまま忘れていた。今日、ふとブックマーク一覧を見ていたら目について、試しに読んでみたらものすごく面白かった。面白かったっていうか、ひきつけられる感じ。人格というのは機能のひとつに過ぎないのだなぁと改めて実感する話だった。そう考えると、無邪気な人間観や、魂の存在を仮定する思惟や言説が、とても空虚なものに感じられてしまう。程度の違いこそあれど、日常的にもよくあることだ。例えば、とても優しくていい人がいたとして、好意的にその人のことを捉えていたとしても、その人が借金にまみれていたとか、犯罪歴があると分かったら、途端にその人のことを不気味に感じるかもしれない。この経緯だと、誰も異常だとは呼ばわらないプロセスによって認識を変更していると思われるだろうが、これが個人の脳内で、接触が悪かった記憶分野との伝線が繋がって、急に思い出す形でおこなわれたら、どうだろう。急に豹変したと捉えられるだろう。こういうことって、我々も日常の中にもグラデーションで潜んでいるように思う。ぜひともAWSに俺のAMIを保存しておいて、おかしくなったらインスタンスを差し替えてほしい。人間、いつだってデスノートに「心臓麻痺」と書かれれば不自然にならないほどには脆弱な身体を依り代にしているし、そんなノリで脳の配線がぶつっと切れたりすることもあるし、そのリスクを日々確率で抽選してる。そう思うと、なんだか手が痺れてくる。特に俺なんかは肥満でそのリスクを底上げしている。こわ~。しかしこれぐらいの確率の事柄について、人間の脳は相当に楽観視できるようにも設計されているようで、原発などもそうだが、我々はテールリスクには鈍感だ。話が逸れたが、この漫画を読んで、他には、洗脳って不幸なんだろうかというかねてからの疑問も思い出した。洗脳された人そのものは、洗脳されていて幸福とか感覚の受容自体も変革しているのだから、むしろ幸せかもしれない。恐怖を感じるのは、今の自己同一性を脅かされる周りの人間である。こういう話題になると、あたかも洗脳された本人が可哀想というムードになるが、そうなのだろうか? 洗脳は「死」に置き換えても同じ話だ。死んだやつは、死ぬ寸前はともかく、死んだ後は何も感じず、悲しみを感じているのは周りの生きているやつらである。葬式は生きている者のためにおこなわれるとはよく言うが、そこを履き違えている大人も存在する。まあ、世間を見渡せば、この程度のことを履き違えているやつがいてもおかしくはないと諸賢も思うだろう。脳障害、一番怖いかもしれん。めちゃくちゃ中途半端な切れ者の俺は想像するんだが、もっと高次の切れ者からしたら、俺らは全員脳障害を抱えてるようなもんだと思われてると思う。揶揄する意味ではなく、マジでそうだと思う。それは俺ら脳障害が想像するあからさまな池沼差別みたいな形じゃなくて、動物園の動物とか、そういう感じの愛くるしい形でおこなわれていると思う。俺、それけっこう我慢ならんねんけど、妥当だからどうしようもない。悔しい。もっと高い知能をもった宇宙人集団が、我々の生活をあざ笑うような効率で幸福を手にしていたら、めっちゃ腹立つ。できればそっちに移籍したいが、今の地球人ヒエラルキーの中でもそこまで高くないから入れないと思う。腹立つ~。そんな集団が現れたら、地球人の中のマジキチ行動を起こす層がマジキチ行動を起こしたりすると、情けなくて泣きそうになる気がする。取り入りたいのに、足引っ張りやがって。上場をひかえた株式会社が、社員に滅多な行動をとらないよう引き締めるみたいな気持ちになるだろう。

女を殴りたい!

 他には、この漫画が面白かった。すごい発想だな、と興味をひかれる。途中、めちゃくちゃ理解がある女に出会って、協力してくれる、みたいな都合の良すぎる存在がパートナーみたいになって、ちょっと冷めたが、パンチのきいた展開もあってなかなか読み応えがある。こういうのって、一昔前のラノベでよく思ったんだけど、型にハマっちゃうと「ああ、パターン入った」って思うよね。「相互補完的な関係の人間(主人公・ヒロイン)」とか「問題を抱える主人公(またはヒロイン)と、やたら献身的なヒロイン(または主人公)」とか、なんか見たことあるな~って感覚の上に、その動機が「定数」みたいに固定のものであることを感じさせると、途端に興味が失われてしまう。どんなにひどいことを言われてもその人のことを思って行動してくれる、とかは、現実でもそりゃあることなんだけど、定数だなーってなって、入ってこなくなる。「普通の運用」で事々物々はパスしていってほしいというか、妥当な判断、妥当な経過、妥当な判断、妥当な経過、の積み重ねで面白いストーリーが好きだ。この妥当な判断を生み出しやすいのが、金とか権力を争うストーリーで、欲しいやつ山ほどおるし、周りを蹴落とさないと得られないから、行動がいちいちぜんぶ妥当になる。心だけの問題で説明されると、妥当でなくなっちゃうから、パズル的美しさが欠ける。のではないかと思った。この漫画からはそういう香りが少ししたが、でもそれほどでもなくて、けっこう面白いは面白い。

 

 そういえばAmazonギフト券によるおひねりを設置してみました。なんかTwitterでnoteとかいうサービスで、クリエイター諸氏やエンジニア諸氏や経済人諸氏が、絵や文章の記事を公開していて、おー、俺もやってみたいなと思ったんだけど、記事を売ったりするのは、金払った人しか読めないってのが、俺ぐらいの読者人数からすると成立しない感じあるのと、手数料が高いのが微妙。その点、Amazonギフト券なら、手数料ゼロ。Amazonヘビーユーザの俺ならほぼ通貨に等しい。ということもあり、とりあえずこういう形でやってみることにした。さっそく1000円いただいたので、ブログもやる気マンになって書いてみた。よろしくね!

 あと最近の取り組みといえば、アイマスが好きすぎて、アイマスの同人ゲームを作っています。しかしデザインや絵に関してカスすぎるので、協力者を募集しています。よろしくね!

 あとはまあ、納豆食ってる動画とかですかね。最近は若干飽きてきたけど、ちょいちょいやると思うので、よろしくね!